アメリカ旅行でなんと言っても一番お世話になったのは “Google Map” だった。
シアトルとデンバーしか知らないがとにかく目的地を入力して出発地(ほぼ現在地とかホテルとかになった)を選んでバス・アイコンをクリックすれば公共交通を使っての行先ルートと出発・到着時刻が出て来るのである。これは本当に役にたった。あの莫大なバス路線をカバーしているのだから恐れ入る。

近くの停留所を選んでのバスの乗り継ぎも実に簡単。方向音痴の私でも迷うことが格段に減った。
おかげでタクシーをほとんど使わずに済んだ。逆にタクシー・アプリを使おうかなと、デンバーで使えるアプリをインストールしようとしたのだが「あなたの場所ではこのアプリは使えません」メッセージがでて、インストールすらできなかった。

大体向こうは車社会なの、行きたいところの住所はネットで検索できても、公共交通を使ってのアクセス方法の記載はない。最寄の駅が分からないのだから、停留所の位置もばっちりの “Google Map” は必需品であった。
もちろん日本でも同じことができるのだが、「乗換案内」みたいなソフトを昔から使っていてそれで不自由しなかったので “Google Map” の威力を知らなかったのであった。

また、スーパー・マーケットとかを検索ワードにすれば近辺のスーパーが距離とともにでてくる。口コミは少なかったがこれが充実してくればもっと凄いことになるだろう。閉店してしまっている店まで表示されるのには閉口したけれど。
問題は電池の消費が激しいことで、充電式のバッテリーを持っていかなかったことを後悔した。

そして、スマホの電源が入らなくなったときは大パニック。どうすれば良いのか調べるのに半日かかった。
私はドコモのソニー・アンドロイドを使っているが、海外で故障したときはどうにもならないみたい。
幸いにもグランドキャニオン・パワーで奇跡的に私のスマホは復活してくれたけど、最悪スマホの購入を考えていました。

ということで、旅に出る人には予備のスマホを持っていくことを推奨したい。今やレンタルの携帯電話なんか見かけないもんね。
Simカードがあればスマホは何でも良いのでSimロック解除したものをぜひ。今やエアもホテルもショーもみんなスマホの中にあるのだから。そして保存はGmailに。どの端末からでもアクセスできるというのは必須条件だ。