ケルプがインターネットで見つけてきた仕事は何と墓堀り! そして棺のすり替えだった。違法行為とはいえ慣れない肉体労働だ。しかも依頼主はケルプとドートマンダーを最初からはめる気だったのだ。
彼等の企みはネイティブ・アメリカン利権詐欺。そしてどいつもこいつも悪党ばかり。
「これが自分の仕事か?」と違和感を抱えたドートマンダーは果たして本来の仕事ができるのだろうか?
おれたちに幸運がまわってきたのかもしれない
ケルプがインターネットで見つけてきた仕事は何と墓堀り! そして棺のすり替えだった。違法行為とはいえ慣れない肉体労働だ。しかも依頼主はケルプとドートマンダーを最初からはめる気だったのだ。
彼等の企みはネイティブ・アメリカン利権詐欺。そしてどいつもこいつも悪党ばかり。
「これが自分の仕事か?」と違和感を抱えたドートマンダーは果たして本来の仕事ができるのだろうか?
それまで続いていたオールスターものから一転、少人数で話は進みます。スタン・マーチが登場しないかと思うような展開です。ドートマンダーとケルプももいつになくクールでプロの悪党らしい抜け目なさを発揮します。この辺の格好良さが今回の読みどころ。
だからといってお笑いがないわけではなく、うまくいくことにしっくりこないドートマンダーにはかなり笑わされます。一方ネイティブ・アメリカン連中のドタバタぶりも冴えています。
そして最後の仕事でマーチのママが一世一代の名演技。落ちも含め断然楽しめる一作です。